さて、今日の第二食は、タジン鍋という調理器具で作る春キャベツと豚肉の蒸し物。
材料は以下のとおり。
春キャベツ 150g
豚肉 120g
とろけるチーズ 50g
タジン鍋というのは最近、料理番組でも見かけないが一時、ブームになったのかもしれない。家に以前からあった調理器具で、これのためのレシビ集からのヒントで今日の第二食。
調理はいたって簡単。画像のようにキャベツを鍋の一番下に敷いて、次に豚肉を敷き、その上にチーズを散らす。あとは電子レンジ500Wで7分間蒸すだけ。
春キャベツは葉が柔らかく、甘みも強い。蒸し物にぴったり。
タジン鍋のいいところは、蒸す過程の途中で追加の食材を投入できるところ。
電気圧力鍋でも同じ調理は可能だが、圧力鍋は途中で材料の追加ができない。
食材を全部入れて、あとは所定の時間まで待つ。ところが、食材によっては同じ時間、蒸すと、よく蒸せて、柔らかくなるものと、そうではないものが混じっていたりする。
そうなると、まだ硬いものだけをもう一度蒸さなければならなくなる。これは大変面倒で、電気圧力鍋の取扱説明書では、圧力調理の連続使用はできないとなっている。
こういった失敗がないのがタジン鍋のいいところ。
圧力鍋のように十分な圧力がかかるわけではないが、春キャベツを蒸すのには十分。
この料理には、塩も胡椒も一切使っていない。肉を使った料理では塩や胡椒をまぶすのが当たり前のようだが、素材本来の風味を損なう上、余計な塩分を摂ることになってしまう。
余計な調味料の使用を止めない限り、減塩、減糖などできるはずも無い。ただ、肉の種類によっては臭みがあるから、胡椒は致し方ないかもしれない。
私は豚肉を肉料理に使う。これはあまり臭みがなく、胡椒抜きでも平気だからだ。そして、そのほうがその肉本来のうまみが感じられる。