天井より降り来るもの1

今日、二階の私が寝室に使っている和室六畳の間の、天井を張り替えてもらった。
筑後40年ともなると、天井板がかなり変色し、一部は屋根が雨漏りするせいか、大きくしみが出来ていた。
しみが出来ているぐらいなら、住んでいる人間が気にしない限り、特に問題なさそうにも思えるが、ちょっと心配なことがあったので、思い切って、工務店に依頼して張り替えてもらうことにしたのだ。
その心配事とは、7月に飼い猫のミケが、鼻の奥に出来たリンパ腫のために死んでしまった事にも関係する。
ミケがなぜそんな病気にかかってしまったのか、いろいろ思いをねぐらしていたのだが、そのうち、ミケがある時期になるとしょっちゅうくしゃみをしていたことを思い出した

  • 天井に出来た黒いしみ(2010年10月撮影)


そして、もう一つ。
私自身も梅雨時になると決まったように、しつこいセキの症状に襲われる。何年か前には、症状がひどくて、医者に見てもらったら、軽い肺炎症状になっているということだった。
部屋で使っているクーラー内部に生じたカビが原因らしく、いつもシーズン前には、掃除をして使っていたのだが、今年は掃除をしていたにもかかわらず、セキの症状がでてしまった。
ミケが死んだことや、私のセキの症状がひょっとしたら、どちらも寝室の空気の悪さに原因があるのではないかと思えてきた。
そんなことを考えながら、あるとき天井を見上げたら、一部に黒いしみが広がっているではないか。
ひょっとしてこれは雨漏り。脚立に上って、その部分を手で押してみたら、簡単にへこんでしまった。
相当腐食が進んでいるようだ。