2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ら抜き言葉2

読売新聞のコラム、なぜなに日本語のように新聞の記事にも時おり取り上げられるら抜き言葉。ずいぶん以前に、朝日新聞のコラムで取り上げられたことがあり、その記事のスクラップがあったことを思い出した。 スクラップ帳を調べると記事は、昭和52年10月の朝…

ら抜き言葉1

日本語の言葉の乱れの例として、よく引き合いに出される「ら抜き」。昨日の読売新聞のコラム「なぜなに日本語」でこのことを取り上げていた。 コラムの全文は次の通り。 「甘いお菓子ですが、食べられますか」。この文はどういう意味でしょう。食べる人を敬…

アニマルプラネット

テレビ番組を見る時間が結構長い。食事時についでに見ているだけのことが多いのだが、11月24日の土曜日、時たま見ることがあるアニマルプラネットの番組、「劇的ワンちゃん改造計画」には感動した。 この番組は、犬の保護施設に収容された犬に里親を探すため…

チャックの前足

去勢手術を受けたあと辺りから、左の前足をかばうような歩き方になっているチャック。体重のかかり方が右と左で違っていたため、左足と右足に大きな成長の違いができてしまった。 動物病院で診てもらったが、ビッコを引く原因は不明。半月ほど前からは左の前…

吹きぬける風

朝一番、必ず目を通す読売新聞の一面、今日の「編集手帳」を引用する。 美大に通う老舗呉服屋の娘がひっそりとレコードデビューした。沖縄返還やあさま山荘事件などで世情騒然とした1972年のことである◆ギターを抱えた長髪の男たちが湿度の高い男女の恋物語…

心の優しい人だとは思う

衆議院が解散され、次回総選挙に元首相が立候補しない記事が掲載された今日の読売新聞の一面。 その記事のすぐ下に「編集手帳」という短いコラムがある。その記事の全文を引用してみる。 小欄にご登場していただくたびにポイントがたまるとすれば、一等賞は…

時制のない日本語2

一つの時制表現に一つの時制を対応させることがないのは、ある事実なり、状態を観察する視点が英語のように、現在に固定されず、表現に応じてその視点が時間を表す数直線上を移動するからだ。 次の三つの例文を見てみる。 1. 彼はその会社で働いていたと思っ…

やっぱりあの野犬

昨日、昼過ぎ、小夏を連れて、自転車でいつもの散歩コースの河川敷遊歩道を川下に向かって進んでいった。 およそ2kmほど進んだところで、数日前に、川の向こう側の田んぼで見かけた、あの野犬がいた。やっぱりあの野犬は、5月に家の前までやってきた犬だった…

里子の近況(マロン君)

マロン君(2012年11月17日着信) 画像は、今日送られてきたメールに添付されていた里子のマロンの写真。 同じマロンという名前をつけてもらった里子がいて、そちらはメスで、こちらはオス。 ややこしくなるので、メスのほうはマロンちゃん、オスのほうはマロン…

震えが止まらん

今日の夕方、冷たい西風が次第に強くなってきて、雨も降ってきた。天気予報どおりの前線の通過だ。雷もなり始めた。 雷が苦手の犬は多いと聞く。家のワンコたちも雷は苦手。年をとるほどに恐怖心が増すらしく、一歳の小夏とチャックはそれほど怖がらないが、…

時制のない日本語1

学習会で英作文の指導をしていると、日本語と英語の違いをいつも考えるという癖がついている。 両者の言語的な特性の違いのうち、時制に関する違いは、一般に理解されているより、はるかに大きいと私は考えている。 英作文の場合は、元の日本語を英語のどの…

5月にやってきたあの野犬?

今日の昼過ぎ、ガレージの扉を開けると、ご近所の人がちょうど犬の散歩をしているところだった。 挨拶をして、少し話をすると、橋を渡ってすぐのところにある、田んぼに黒い大きな犬が寝そべっていて、死んでいるのかと思ったという。 近づいてみると、ゆっ…

術後の小夏

避妊手術の傷跡もきれいになり、毎日元気いっぱいの小夏。最近、妙な行動に出ることがある。 私が庭でしゃがんで、他のワンコたちの相手をしていると、背中のほうから近づいてきて、私の両肩に前足を置いて、腰を振りはじめる。要するにマウンティング。 立…

メセン類の花

画像はメセン類、コノフィツムとリトープスの花。 同じメセンといっても、コノフィツムとリトープスは前者が半日陰が、後者は日のよく当たる場所が好きなようだ。 最近まで、そのことが解らず、コノフィツムをよく日の当たる場所で育てて、逆にリトープスを…

紅葉サボテン

めっきりと涼しく、を通り越して、肌寒く感じられる今日この頃。 画像は何れも翠晃冠錦。このところの明け方の低温のためか、赤っぽい色がついてきて、見た目が美しい。 黄色や赤の部分は葉緑素がかけているからだが、成長のための栄養素を太陽光線を原料に…

日本語に見る甘えの構造

土居健郎の「甘えの構造」は私の学生時代、文科系の学生にとって必読書だった。 内容は日本の社会全体に通底する精神的相互依存を、それと気づかない日本人に、剔抉(てっけつ)して見せたものだ。 時代は移り、日本人の精神構造も表面的には大きく変化したよ…

日本人の英作文21

荒川静香のエッセー「チョコがくれたパワー」の第一回目の部分の英作文を、学習会のメンバーの一人がメールで送ってこられた。 せっかくなので、その英作文を以下に引用する。 訳文3 The first dog for me was a puppy of Shih Tzu , which my parents gave …

日本人の英作文20

荒川静香のエッセー英訳の第一回。原文とその英訳は次の通り。 原文 私にとって初めての犬は、10歳の誕生日に両親がプレゼントしてくれたシーズーの子犬「チャロ」。12月が誕生日なので、クリスマスもお年玉も一まとめでいいから「犬がほしい」とねだったの…

日本人の英作文19

「割り箸のマナー」は、元の日本語の表現に解りにくいところがあったので、英作文が難しくなってしまった。 そこで、もっと表現が平易で英作文しやすい題材を探してみた。 今回の題材は読売新聞夕刊に載った、プロフィギュアスケーターの荒川静香のエッセー…