2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

リトープス・微紋玉とプレイオスピロス・巨鳳の花

一枚目の画像はリトープス・微紋玉の花。真夏も直射日光で栽培。日焼けもせずに順調に生育。今日開花した。 花はメセン類では特に珍しくもない黄色。リトープスの魅力は花よりも、その模様にあるといえる。脱皮の様子も興味深い。 ネットで微紋玉の花が、日…

沈黙の秋4

同書の出版から4年経った現在の状況どうなのだろう。 現在も、CCDの原因がニコチノイド系農薬かどうかは決着がついていないようだ。その一方で、CCDは世界中で発生を続けている。 近年、CCDとネオニコチノイド系農薬との関連を裏付ける研究がいくつか発表さ…

リトープスの今

直射日光で夏越しさせたリトープスたちは、すべて二重鉢に入れてある。 この鉢の特徴は、鉢土をむやみに熱くさせないことだが、もう一つ特徴がある。それは、プラ鉢に比べて鉢土の最低温度がずいぶん低くなることだ。 画像は、午後8時ごろに撮影した二重鉢と…

沈黙の秋3

CCDを起こす原因は何か。同書はこれまでにあげられたいくつもの説を丹念に取り上げている。携帯電話説、遺伝子組み換え作物説、地球温暖化説、ウイルス病説、真菌病説などである。 しかし、これらの説はCCDのある一面をよく説明してはいるが、CCDの現象の全…

沈黙の秋2

2009年9月に出版された「ハチはなぜ大量死したのか」(ローワン・ジェイコブセン著)には、CCDについて詳しく書かれている。この頃には、まだ日本では、CCDの発生は見られなかったのか、日本メディアの反応は鈍かった。 その冒頭部分を以下に引用する。 序章 …

沈黙の秋1

ミツバチの巣箱 今月12日にNHKの番組、クローズアップ現代で取り上げられたミツバチの大量死の問題。EUは今年の5月に、その原因ではないかとされるネオニコチノイド系の農薬3種の全面使用禁止を決めた。 5月に使用禁止が決められたにしては、番組で取り上げ…

里子の近況(ジュネ)

家からかなりの遠いところに里子に出したジュネ。ジュネの里親さんからの近況報告のメールをもらった。 ジュネを里子に出すときに心配することがあった。それは、家で世話をしている時に、右の後ろ足を痛そうにして、ビッコを引くようになったことだ。 獣医…

リトープスの実生

夏に、リトープスを直射日光栽培して、これがうまく行ったので、ベランダでのリトープス栽培にひとつの目安がついた。 そこで今度はリトープスの種を撒いて、実生してみることにした。 3年前に一度、実生してみたのだが、夏前の播種だったため、夏の間に苗が…

死屍累々

多肉植物を増殖させるには、葉ざしするのが簡単でよい。しかし、私の場合、増殖させようとして葉ざしすることはない。 画像の葉挿しは、夏に腐った多肉植物のまだ腐敗が進んでいない部分を使っての葉ざし。 野ばらの精、メビナ、小夜衣、王妃錦司晃、月兎児…

中秋に月見る人は多けれど

昨日は中秋の名月の日で満月でもあった。中秋の名月が満月とは限らないらしい。 天候もよく、「月に群雲」にもならず、各地でくっきりとした満月が見られたことだろう。 しかし、世の中広しと言えど、この中秋の名月の月の入りの時間にこれを眺める人は少な…

巨鳳玉二つ

画像は抜き苗で購入した巨鳳玉二つ。小さな苗だったのが、生長して、花芽をつけている。 画像の左側の鉢には、帝玉の札が付いている。これは購入当時の名札を信じてそのままプレートにそう書いたのだが、今の時期に花芽をつけるのは、同じプレイオスピロス属…

今日の帝玉

画像は今日の帝玉の様子。夏越し出来たかどうかはまだ不明。 この帝玉は、直射日光栽培で夏を過ごさせた。このやり方で、去年はうまく夏越しで着たので、今年も同じ方法をとった。 帝玉をリトープスの一般的な夏越し法、つまり、夏は断水して、半日陰に移す…

雨の日の退屈しのぎに

台風接近に伴う雨で、朝からずっと天気が悪い。 犬を連れて散歩にいけないので、今日は子猫のシャーと猫じゃらしで遊んだ。 シャーは保護した8月25日時点で、生後一ヶ月ちょっとと推定される。生後二ヶ月未満の子猫の世話は始めて。 この月齢の子猫でも、動…

夏を越したリトープス

画像は、夏の間、直射日光当てまくりで過ごしたリトープスのいくつか。同じような鉢が他にもいくつもあるが、どのリトープスも日焼けもしなかったし、水をやったからといって腐りもしなかった。 育てているリトープスの種類は、どれも普及種でたぶん丈夫なの…

不審者

雨が降っている時や、雨で川が増水した日の夜を除くと、ほぼ毎日、近所を流れる川の遊歩道を下流に向かって、1.5kmほど自転車で走る。 流域で暮らす野犬グループの観察のためだ。野犬たちは昼間にその姿を現すことはめったにない。昼の間、どこで何をしてい…

里子の近況(チャチャ丸)

里子のチャチャ丸(ダンディ)の里親さんからの近況報告があった。 チャチャ丸は今年一月に4頭で保護した子犬のうちの一頭。家ではダンディと呼んでいた。 4頭のうち、二頭は体が大きく、二頭は一回り小さかった。チャチャ丸はその小さい方の一頭だった。 現在…

ゼロの神話8

ゼロ戦に関する逸話の多くは、誇張や事実の歪曲を伴う。虚実のない交ぜになるところに神話が成立するのだとすれば、ゼロ戦に関する逸話の多くは神話だということになる。 ゼロ戦神話は、それに関わる人物のエピソードにも見られる。 ゼロ戦のエースパイロッ…

ゼロの神話7

今、私の手元にゼロ戦に関する雑誌が4冊ある。出版時期は異なっており、それぞれ、1979年3月、2007年6月、そして、2013年7月出版のもの2冊だ。 新しい出版の2冊は宮崎駿の最新アニメのヒットにあわせたものだろう。 これら4冊の雑誌、何れもがゼロ戦を傑作戦…

子猫のシャー

保護して二週間。ちょっと大きくなったシャー。 子猫のかわいさというのは、子犬とはまた違った可愛さだ。鳴き声も独特で、ネコ好きの人には、抵抗できない力を秘めているように思う。 ネコが甘えてくる時の様は、一種、粘りつくような感触がある。そういう…

ゼロの神話6

ギリギリの機体設計で、発展性がほとんどなかったゼロ戦だが、Hさんに話にもあったように、中国戦線に投入されたその初戦で大きな戦果を上げる。 1940年9月13日、中国の都市、重慶上空で、13機のゼロ戦が27機の中国軍機、全機撃墜、ゼロ戦は4機が被弾したも…

里子の近況(あいこ)

里子のあいこちゃんの里親さんから連絡メールが届いた。 画像を見ると、柴犬のお兄ちゃん、ポッキーちゃんより大きくなっている。一枚目の画像は、ソフトフォーカスでもかけてあるのか、全体にぼんやりしているが、二匹の仲の良い雰囲気がよく出ていると思う…

ゼロの神話5

「同盟国だったドイツからの技術援助は受けられなかったんですか。」 「ドイツからは、液冷式エンジンとか、ロケットエンジンに関する資料が潜水艦を使って送られてきたことがある。しかしその資料というのが、エンジンの写真が数枚だけで、寸法の入った図面…

ゼロの神話4

「開発しなかったのではなくて、開発できなかったんだ。」 「といいますと。」 「まだ太平洋戦争が始まる何年も前に、軍部からの要求で、新しい戦闘機のための高出力エンジンの研究、開発を空技廠でも始めたんだが、高出力エンジンの設計を一からやるとなる…

ゼロの神話3

ゼロ戦の栄エンジン あるとき、就職した建設会社の役員名簿を見ていて、ある人物の略歴に目が留まった。 その人物とは、総務部長のHさんだった。Hさんは私が会社に入ったとき、すでに60代後半か、70代に入っていたのではなかろうか。 HさんはM重工業を定年退…

ゼロの神話2

大学進学後も、航空機、それも戦闘機に対する興味は続いていて、東京で下宿生活を始めた時も、本棚の一角を世界の傑作機シリーズが占めていた。 飛行機が好きだからといって、それに乗って飛びたいとか、それを設計するエンジニアになりとかではない。 また…

ゼロの神話1

宮崎駿監督のアニメーション、「風立ちぬ」が好調らしい。 宮崎アニメといえば、架空の世界を描いた作品が多く、対象も子供向けから、若者世代であったが、この作品のターゲットはむしろ中高年と思われる。 作品の主人公はゼロ戦を設計した堀越二郎。宮崎は…