ジロのお見合い

昨日の日曜日、ジロと里親希望の人とのお見合いがあった。
出向く前には、電話連絡するとのことだったので、午前中から電話がいつかかかってくるのかと思っていたが、一向に掛かってこない。
午後三時半過ぎになってもかかってこないので、ヨシを連れて散歩にでた。
帰ってくると、家にいた母が里親希望の人から電話が四時ごろにあったという。
その時間からだと、少し遠方の人だったので、家につく頃はもう真っ暗になると思われた。
五時過ぎにまた電話があり、家族と一緒に近くまで来ているとのこと。
こちらからその場所に迎えに行って、家まで案内した。案の定、外飼いのトリオは、激しく吼えてお出迎え。夕闇迫る中、門扉越しのお見合いとなった。
その家族は今まで、何頭もの犬を飼った経験があるようで、三頭のうるさい挨拶も全然気にならないようで、やはりジロが気に入ったようだった。

  • サブ(2010年12月7日撮影)


そして、日が改まり今日、12月20日。ジロをつれて、その方の家までいった。
新しい家族になじめるかどうか、いわばお試し滞在ということで、数日間預かってもらうことにしたのだ。
問題がなければ、数日後に正式に譲渡契約を結んで、ジロは新しい家族と暮らすことになる。
帰宅すると、兄弟犬のサブの表情がなんとなくさびしそうだった。
犬にも別れがさびしいと感じる気持ちがあるのではないか。これまでの経験からすると、一番仲の良かった犬は、やはりそういう感情持つのではないかと思える。