巨鳳玉の花

無事、夏越しを終え、花が咲いた巨鳳玉。夕方から夜にかけて開花するらしく、画像の状態から、少し時間が経った時に見てみると、さらに花が開いていた。
サボテンのディスコカクタスのような性質があるのかもしれない。

  • 開花した巨鳳玉(2011年10月18日撮影)

この巨鳳玉。学名はPleiospilos bolusiiといい、同じPleiospilos(プレイオスピロス)属には帝玉がある。そしてどちらもよく腐ってしまう点で、よく似ている。
一枚目の画像の巨鳳玉は、購入リストによると2009年10月30日に、とあるHCで購入したとある。
購入後、約2年経過していて、2回の夏越しを経験している。
巨鳳玉はこれ以外にも、ある程度成長した株をこれまでに、3つ購入したのだが、何れも購入後一年を経ずして腐っている。

  • 腐った巨鳳玉(2011年10月18日撮影)

二枚目の画像は、今日腐っているのに気がついた2011年6月購入の巨鳳玉。
一方には、花が咲き、もう一方は腐ってしまった。いったいこの差を生むのはなんだろう。
いまだに巨鳳玉、帝玉の正しい栽培法がわからない。
腐った株に共通するのは、水が滲みたように腐敗が目立つ球体部分より以前に、茎に相当する地際部分がすでに、赤くなって枯死していることだ。
腐った巨鳳玉に水をやりすぎた事実はない。地際部分だから、ピシウム、フザリウムなどの真菌類にやられたのかというとそうでもなさそうだ。正しい栽培法を見つけるのは、どうやら来年の課題であるようだ。