里子の近況(マユ)

  • 里子のマユ(3月23日着信の画像)

今日、里子のマユの里親さんから、近況報告のメールが届いた。
家で付けたマユという名前のままがいいということで、マユという名前のまま、呼ばれている。
画像を見ると、先日のラッキーのように、耳がやや立ち始めている。相変わらず、足が太い。
ラッキーの里親さんのメールには、甘噛みの癖に手を焼いているとあったが、マユのどうなんだろう。また散歩には素直についていくのだろうか。
いつものことだが、里子に出した後も、それぞれの家庭でうまくやっていけているのか、心配の種は尽きない。
性格が素直で、人懐っこく、散歩にもほいほいついていくような犬だったら、それほど心配もしないのだが、里子に出した子犬たちの親は、何代にも亘る野犬の子孫だ。
その親から生まれた子犬たちも、厳しい環境を生き抜いた野犬の性質を受け継いでいる。
飼い主や、その家族以外の人間を極端に警戒する。外の世界を異様に怖がり、散歩を嫌がる。バイクや自動車などの乗り物を怖がるなど性質が、これまで保護した子犬の多くに共通して見られる。
こうした点を改善して、家庭犬として、うまく育てるには、それぞれの里親さんたちの広い心と、根気よく躾ける忍耐が必要で、こうしたことが里子に出したこちらとしては心配の種になる。
メールで近況報告してもらっているのも、何か問題があれば、すぐ知らせてほしいという思いからだ。