里子の近況(アイコ)

時々、もらう里親さんからのメール。それぞれの家庭でうまくやっていけているか心配な私としては、近況報告がとても楽しみでもある。

  • 顔がとんがってきたアイコ(2013年6月11日着信)

画像は今日、アイコの里親さんから届いたメールに添付してあったアイコの最新画像。
アイコには甘噛みの問題はなかったようだ。散歩の途中でフリーズして、動かなくなることがあったようだが、今回のメールでは、特にそのことに触れていなかったので、自然に解消したのかもしれない。
前回のメールで、問題行動として、庭に穴を掘る癖があるとの報告があった。花壇に球根などを植えつけると、土が軟らかい上、何かが埋まっていることを匂いで察知して、犬の穴掘りの本能が全開になる子は多い。
植えつけたばかりの球根、植物が全滅するので、園芸とペットの飼育は両立しないかもしれない。
何かを植えつけたばかりの場所を掘り返されたくない場合、その場所に木酢液(もくさくえき)を、散布しておくと、犬は酸の臭いが苦手らしく、その場所に近づこうとはしない。

  • 広場のようにところでのびのび

木酢液は害虫に対する忌避効果や、土壌の改良のため、使用されるが、犬や猫の穴掘りを防ぐ効果も若干はあるようだ。
ただし、散布して、数日すると、効果はなくなるので、植物の水遣りをかねて、ほぼ毎日、当該の場所に散布する必要がある。
家にように、庭がある程度以上広いと、庭全部に木酢液を撒くのは現実的ではないのだが、花壇のように、どうしても掘り返されたくない場所に限って散布する場合には効果が期待できる。
木酢液に唐辛子などを漬け込み、辛味成分が溶け出した頃に、使用するともっと効果的だ。
レモングラスなどの柑橘系の香も犬は苦手で、木酢液レモングラスを漬け込んでもいいと思う。
躾で穴掘りをさせないようにするというのは、なかなか難しいかもしれない。問題行動の矯正はなんでもそうだが、その問題行動をしたその時に矯正を行う必要がある。
ところが、穴掘りは飼い主の目を盗んでやることがほとんどで、矯正をしようにも現場を押さえて、その場で矯正することはほぼ不可能だ。
里親さんからのメールによると、アイコの穴掘りも減ってきているようで、もう少し大きくなると、穴掘りの癖もなくなると思うので、それまでは花壇への木酢液の散布は続ける必要があるだろう。