サボテンの夏越し

昨日は梅雨を素通りして、いきなり真夏の日差しが照りつけた。今日はそれよりさらに強い日差しで、多肉植物のほとんどにとって、直射日光を当てると日焼けするレッドゾーンに入った。
サボテンの中にも、暑すぎる気温が問題になるものがあるので、早々と二重鉢に入れて夏対策をとったものがある。
一枚目の画像は、ノトカクタス属美青丸。青王丸の変種なので、青王丸と同様、高い夜間の温度が株元の変色を促進してしまう。
そこで、いつもの二重鉢。
昨日の午後10時ごろの気温は28.5℃。予報では、明け方になっても、25℃をきらない熱帯夜になるとのことだった。
その時の二重鉢の鉢土の温度を示したのが二枚目の画像。20℃ほどまで下がっている。
三枚目は、今日の朝、4時ごろの同じ鉢土の温度。16度まで下がっている。
これなら、変色部分が増大することもない。

四枚目は、暑い夏がひょっとしたら苦手かもしれないということで、二重鉢に入れたエリオシケ属五百津丸。冬の間、加温過湿装置の付いた、温室暮らしで購入時の倍近い大きさに育っている。