サボテン・多肉の夏越し3

このところ連日の猛暑日一歩手前の真夏日が続いている。今年の夏は去年ほどの猛暑にはならないという長期天気予報だったと思うが、しょっぱなから予想が外れているようだ。
6月の大阪の最高気温、過去のトップ5のうち3つが今年の6月、つまりここ一週間ほどの間に記録されたものだ。この時点ですでに、去年の暑さを凌駕している。
サボテンを育てているベランダの温度は、連日去年の真夏とほぼ同じ暑さ。過湿で腐るより、暑さと乾燥で文字通り枯れてしまったサボテン、多肉がいくつかある。

  • ベランダに置いた簡易温室


画像はそのベランダに置いてある簡易温室。夏のこの時期はビニールカバーを取ってあるので、真夏の日差しが直接サボテンや多肉に降り注いでいる。
去年の教訓を生かして、日焼けしやすいサボテン、乾燥に弱い多肉などは、温室の棚の一番上の段には置かず、二段目に置いてある。
一番上の段には、もっぱら強烈な日差しが好きだと思うマミラリア属のサボテンが多い。
二段目は、ギムノカリキウム属のサボテンが主になる。
スペースの関係で、日差しに弱いと思われるサボテンを一番上の棚に置かなくてはならない場合、画像にあるように、果物などの包装に使われるクッションをサボテン本体にかぶせてある。こうすれば、50%以上の遮光が出来るので、日焼けからサボテンを守れる。
梅雨空はもう戻らず、このまま梅雨明けとなるのだろうか。暑すぎる気候に弱いサボテン多肉は結構多く、去年の帝玉と同じような特別な対策を立てる必要がある。