サボテン・多肉の夏越し7

夜間は極光丸などとともに、エアコンの真下に置いたラックに同居するギムノカリキウム属の天平丸。去年も同じように二重鉢の特別待遇で夏を乗り切った。
ところが、夏が終わったので、素焼きの鉢から黒のプラスチック鉢に移し替えたら、これがストレスとなったのかどうか、成長をやめてしまった。
暖かくなったら新刺も出てきるだろうと思っていたら、連休の頃、急激に温度が上がったせいか、球体の色が一日が変わってしまい、どうやら拗れていることが判明。
急遽、素焼鉢に戻して様子を見ていたら、成長点付近に成長の兆しが戻ってきた。

  • 二重鉢の中の天平丸(2011年7月12日撮影)


それで、今年も夏の間は二重鉢で育てることにした。
どうもギムノカリキウム属のサボテンは、環境の急激な変化に弱く、拗れるサボテンが多いような気がする。
最初の画像は、二重鉢に入れた天平丸。今日の雨に濡れて、球体の色の変化してしまった箇所がよくわかる。
拗れた状態から、元気を取り戻し、球体の色も全体的に緑色になってくれるかどうか、今年の夏が山場だろう。

  • 天平丸の自生地Salta, Chileの気候グラフ(データを半年ずらして表示)


二枚目の画像は、天平丸の自生地の気候グラフ。最高気温が一年を通じて大差なく、比較したH市の気候とはまったく違っている。
夏は涼しく、冬暖かくしてやらなければならない。今の時期、夜間は極光丸と同居でよいが、昼間は、半日陰程度の風通しのよいところにおく必要がある。