サボテン・多肉の夏越し6

真夏でも最低気温12度になる環境に自生するエリオシケ属極光丸。
このブログのタイトルにもなっているが、栽培困難な品種のようで、実生で開花球まで育てるのはかなり困難らしい。

  • エリオシケ属極光丸(2011年7月11日撮影)


画像は、昼の間は日のよく当たる場所に置いてある極光丸。暑いのが苦手といって、日陰ではまともに育たない。日中はよく日に当て、夜間にぐっと冷え込む環境がいい。
要するに極光丸は高山性の植物に近い育て方をする。
画像は日中の極光丸を撮ったもの。二重鉢のおかげで、日のよく当たる場所においてあっても、鉢土の温度が40℃になるようなことはない。日が落ちてからは、エアコン直下のラックに移動させる。

  • 極光丸の自生地Sanchagoの気候(データを半年ずらして表示)


二番目の画像は極光丸の自生地の気候グラフ。南米チリの都市、サンチャゴは、標高は473メートルとそれほどでもないが、気温の日較差がとても大きく。日本の平暖地とはずいぶん違う気候だ。とりわけ夏の最低気温が比較した日本のO市とはまるで違っていて、普通の育て方では、夏を乗り越えられそうにない。