ダニ被害のリトープスの開花

以前、多分チャノホコリダニによる被害だろうと思われるリトープスのことを記事にした。
被害を受けたものの、ひとつの株も腐ったり,枯れたりはしなかったし,そのほとんどが無事に開花した。
招福玉。この画像は少し以前のもので、この後、しばらくして開花した。
ダニ被害を受けたリトープスは、なぜか成長が止まったようになるようだ。
この招福玉も脱皮後の成長がほとんど見られない。
花の後の次のステージ,脱皮が無事に終わればいいのだが。
今期、ダニ被害が一番ひどかった株。
たぶん花紋玉。半球の頭の部分が完全に潰れたようになっていたので,その部分から少し下の部分で切断して、腐敗防止のペーストを塗っておいた。
まあ、駄目でもともとと思っていたが、無事に夏も越して花芽が見えてきた。これも次の段階の脱皮がうまく行くかどうか。
ところで、複数のリトープスブログを過去の記事にさかのぼってみていくと、同じような被害が出ている場合がいくつか見つかった。
そうしたブログの記事では、被害の原因を蒸れたからとか,いきなり直射日光に当てたからとしていて,誰もダニ被害とは気付いていない。
相手は目に見えないから、被害の発覚と、その直前の自分の行動を短絡させて、自分に原因があるように思ってしまうのだろう。
もっとも、ダニが原因で間違いないとしても,チャノホコリダニの防除は大変困難だ。
果てさて、来季はどのようにこの問題に対処すべきか,今から頭が痛い。