リトーブス栽培での水やり3

前置きが長くなった。一昨日の潅水の場合で見てみる。

  • トップレッド

頂面が、唇をとんがらせたように開いている。
また、側面にしわが寄っていだ。
この二つがたっぷり潅水の目安。

  • 微紋玉とザクロ玉

微紋玉が上のトップレッドと同じ状態。たっぷり潅水した。つまり、鉢底から水が流れ出るぐらいの量。
ザクロ玉は灌水が必要なかったが、寄せ植えではどうしようもない。

横から撮った画像。
かなり皺が寄っているのが分かる。この鉢は明るい日陰に置いていて、観察が行き届いていなかった。
これにもたっぷり潅水した。

  • 福来玉と雀卵玉

どちらもふっくらして、灌水の必要なしと判断。
全く潅水せず。

つまり、うちでは、リトーブスの夏の潅水というのは、一応の目安として、10日に一度ぐらいではあるが、実際には、その日数が経った時点で、リトーブスの様子次第で灌水するかしないか、するとしてどのぐらいの量を与えるかを決めている。
一斉に、どの鉢にも一定量の水を与えるということはしていない。一昨日の場合でも、たっぷり潅水は、屋根の上の30ほどある鉢のうちの二つだけ。根に水がいきわたるほどというのが、10鉢ほど。
残りの8鉢ほどは灌水せず。
すべての鉢に一斉に行うのは、晴れた日の午前10時頃の屋根への打ち水。これが適度な湿り気になっている。
また、今の時期の突然の夕立に、鉢を取り込まないから、灌水したのと同じになる場合があり、夏の潅水は自然任せの要素が強い。