アネトラに貰い手が

  • アネトラ(2012年2月29日撮影)

川原で保護した6匹の猫。そのうちの一匹、トラミには貰い手が現れて、今は新しい家族の元で暮らしている。
残った5匹のうちの、メスのアネトラは他の4匹より少し年長で、6月頃に一歳になるのではないかと思われる。
うちに連れ帰ったとき、押入れの中に入ったきり全然姿を見せず、生きているのかどうかもわからなかったが、押入れの隅に餌と水を置いておくと、きちんと食べて、飲んでいたので、それが生きている証だった。
一ヶ月ほど経って、やっと姿を現したので、抱いてみると、やけに腹部が大きく、体重もかなりあったので、動物病院に連れて行くと、案の定妊娠していた。
避妊手術もしておかないと、里親募集のサイトに記事が載せられないので、手術してもらった。
最初の発情期に早くも妊娠してしまったのだろう。里親募集の記事は載せたものの、それまでの経緯を考えると、恐らく希望者は現れないと思っていた。
そのアネトラを望む人があらわれ、5月19日に譲渡契約も済ませた。
最初の飼い主に捨てられ、最初の発情期に妊娠して、堕胎。人間不信に陥っても不思議ではないし、現に相当、人見知りになっていたが、貰われた先では、結構元気にやっているようだ。
最初は人見知りでも、一旦信頼を寄せた人には、徹底的に甘えてくるアネトラ。
可愛がってくれる家族が見つかって本当によかった。