里子の近況(まゆ)

画像は里子のまゆの最近の写真。今年1月に保護して里子に出した4頭の子犬のうちの一頭だ。
現在体重が18kgだそうで、同時に保護したウルフ(現在ラッキー)とほぼ同じ体格だったが、やはりオスのほうが体は大きくなる。
毛色が里子の鈴や、うちに戻ってきた小夏と同じ感じだ。どちらも、動きがとても敏捷で、里子の多くに見られる車やよその人を怖がるということもない。まゆも同じような性質だろうか。
まゆには甘噛みの癖が残っているようだ。
うちの小夏がやはり甘噛みの癖が残っていて、結構うっとうしいことがある。
毎週金曜日のアニマルプラネットの犬のしつけ番組、「ヴィクトリアが行く」で、興味深い躾け方を見た。
英語で、"leave it"というコマンドだ。日本語だと「構うな」というところだ。
このコマンドは、犬があることに注意や関心が集中してしまい、飼い主のコマンドを聞かなくなるのを防ぐ働きがある。
やり方は簡単。
1. 犬の好きなおやつを両手に持って、片方の手に持ったおやつを見せて、犬の注意を引く。
2. 犬が関心を持って、近づいたときに、その手を握って、おやつを食べさせないようにする。
3. その場合、大抵犬はその手をなめたり、齧ったりするが、その時にこのコマンドを発する。
4. コマンドを聞いて、なめたり、齧ったりを止めたら、すかさず、もう方一方の手に持ったおやつを褒美として与える。
これは、あることを一つあきらめて、飼い主のコマンドに従ったら、また別の褒美がもらえることを教えることになる。
つまり、あきらめさせることと、褒美とはまったく違ったことでも構わないのだ。
散歩中に、他の犬や人に突進しそうな時、このコマンドでそちらへの注意をそらして、突進を止めたら、褒美のおやつを与えるという応用の仕方が可能になる。
ケーブルテレビの別のしつけ番組、「カリスマドッグトレーナー」のシーザー・ミランとはやり方がずいぶん違うが、このしつけは、応用範囲が広く、家でも甘噛みの癖が抜けない小夏に試してみた。
まだ、試して数日しか経っていないが、手ごたえとしてはうまく行きそうだ。