里子の近況(タロウ)

里子のタロウの里親さんからの近況報告。
タロウは野犬の母犬シーバが産んだ子。シーバは去年、2015年8月に最後に姿を見せたきり行方不明。
タロウたち5匹が、シーバの最後の出産になった。
そして、タロウは5匹の同腹の兄弟の中でも、最後まで里親が見つからなかった。
改めて、里親募集サイトで里親を募ったところ,遠方からの応募。
その前にもう一人、別の家族からの応募があり,これはかなりの近場。
環境を考えると、遠方ではあっても,こちらのほうがタロウにはあっているだろうと里親になってもらうことにした。
この判断は正しかったようだ。散歩も嫌がらずに出かけ、お気に入りは,河川敷遊歩道。
生まれたのは,河川敷から続く、川の中洲の草むら。イラクサの葉の下に身を潜めていた。
河川敷遊歩道が好きなのは、小さかったときに経験した草の匂いに誘われるからだろうか。

同腹の他の子犬たち4匹はすべてメス。タロウは、どのメスにも取っ組み合いで負けていた。
それが今はどうだ、同じ毛色のハナとは体格も毛並みも全然違う。
でも、性格はいたって温和なようで,散歩中に他の犬に吠え掛かることもないそうだ。
家に残ったチャックとはえらい違い。

体も大きそうだが、頭がそれにも増してでかくてなんだかアンバランス。
一体どの犬種の特徴が出たのか分からない。
この体型はチャックと同腹の兄弟、小次郎に似ている。
小次郎も性格は温和なようで,体型と性格がなんだか関連しているような。