里子のラッキーが家に来た


去年の一月に保護した4匹のうちの一匹、ラッキーの里親さんが、ラッキーを連れてうちにやって来た。
メールによる近況報告ができていないので連れて行きたい旨をメールでもらっていた。
以前もらったメール連絡によると、かなり大きくなっているようで、あうのが楽しみだった。

やって来たラッキーはこれまで保護して、送り出した里子のなかでもたぶん一番大きいかもしれない。家にいる犬のどれよりも大きく、チャックと比べても一回り大きい。
体重は26kgあるという。里子の小次郎がたぶんそれぐらいの体重だから、ほぼ同じ大きさに成長したわけだ。
顔つきは、家にいるチャックや里子のクーに似ている。首の辺りの毛がちょっと長いのはクーやエナと同じだ。

家にいたときから、他の子犬より一回り以上大きく、目つきも鋭かったので、ウルフという名前をつけた。
成長したラッキーは小さいときの名前のほうが相応しいような、オオカミ犬にも似たような雰囲気がある。
しかし、性格は見かけほど攻撃的ではなく、ドッグランでも自分より小さい犬を攻撃するようなことはないという。
里親さんが帰る途上、ラッキーを保護した作業所を見渡せる川の堤防に、車に私が同乗して行ってみた。
知ってか知らずか、堤防から見える対岸の作業所あたりをじっと見つめるラッキー。