里子訪問(小次郎)

エナの里親さんを訪問した次の日の5月1日にはまとめて、三軒の里親宅を訪れた。
連休谷間ということで、在宅されていない里親さんもいたが、家族の他の人が応対に出てくれたので、それぞれの里子の様子を聞くこともできた。
最初の訪問先は、里子の小次郎のお宅。
メールでの連絡はもらっていなかったので、どういう風に育ったかは全く分からなかった。
里親家族のお母さんは、体調不良ということで、出て来られなかったが、娘さんが応対に出てくれた。

  • 成長した小次郎(顔がでかい)

庭にある小屋に小次郎はいた。前日、前々日と訪れた里親宅では、どちらの里子も私のことを忘れていて、吠えたけれど、小次郎は全く吠えたりはしなかった。
手を伸ばして、体を撫でると、私の顔を舐め始めた。私のことを覚えていたというより、おっとりとおとなしい性格で、誰にでも愛想がいいのかもしれない。
保護した犬の中では、わりに少数派の性格だ。訪問後にもらったメールによると、物音に敏感で、臆病なところがあるということなので、この辺は、どの里子にも共通する性格だ。

  • 里親家族の娘さんとツーショット

小次郎は、驚くほどの成長ぶりだった。とにかく足が太い、顔がデカイで、大型犬の血が混じっているのは間違いがない。毛並みや顔つきから見て、ボーダーコリーの特徴が出ている。
この先、もう少し体格が大きくなると思われ、最終的には、体重は25kgを超えるかもしれない。
しかし、飼っていく上での問題は少なそうで、安心して次の訪問先に向かった。