ツバメ第一陣の到着

暖かくなった今日の日曜日。いつもどおりの川の土手を通る散歩コースを、小夏を連れて行った。
敏捷な飛び方で川面を掠める鳥が一羽。うん、目を凝らすとどうやらツバメ。
去年も春分の日を過ぎた頃に姿を見かけた記憶がある。
家に帰り着いたとき、近くの電線に一羽のツバメが止まっているのに気がついた。
ツバメの第一陣がやって来たことに間違いなさそう。
「冬来たりなば春遠からじ」というが、「ツバメ来たりなば夏遠からじ」ということだ。
英語では、ツバメのことを"harbinger of summer"という呼び方をすることがある。
まさしく「夏告げ鳥」だ。季節の巡る速さを実感する今日この頃だ。一年が巡るその巡り方がやたら早く感じる。
さても、冬はかなたに過ぎて暖かな日が続くかと思いきや、またこの後、寒の戻りがあるという。
暑さが苦手な私としては、暖かい日の連続はどちらかというとあまり歓迎しないので、寒の戻りはむしろうれしく感じるほう。
ツバメが毎年、やってくることはうれしく感じるが、同時に来るべき暑い夏はあんまりうれしくない。
画像はネットで画像検索したもの。鮮やかな緑と飛翔するツバメが捉えられていて、夏の予感満点の写真。