腸内細菌検査1

腸活に取り組んでから結構な時間が経過した。シリアルを販売しているメーカーが腸内細菌検査も行っていて、ここで何度か腸内細菌の検査をしてもらった。

最初に検査を受けたのが、去年の10月。そのときの検査結果をグラフにしたものが次のようなもの。

腸内細菌検査の結果1

腸内細菌のうち、上位5種の細菌とその占有率は次のとおり。

1. プレボテラ 23.02%

2. パクテロイデス 10.46%

3. フィーカリバクテリウム  6.18%

4. アナエロスティペス 5.89%

5. ビィフィドバクテリウム 5.51%

 

腸内細菌全体の四分の一をプレボテラという菌種が占めている。このタイプは穀物を良く食べる人に多いとされ、かつては日本人の多くがこのタイプだったと考えられているが、現在ではかなりの少数派。

高齢者のあいだではまだまだこのタイプが健在ということなので、私もその一人ということになる。

腸内細菌をその性質で分類すると、善玉菌、悪玉菌、それから日和見菌の3種に分けられる。

私の腸内で一番高い占有率を占めるプレボテラはこのうちの日和見菌に属している。二番目に多いパクテロイデスも同じ日和見菌。

三番目と四番目のフィーカリパクテリウムとアナエロスティペスは善玉菌の一種の酪酸菌。

私の腸活はこうした酪酸菌をなるべく増やすことを目標としている。多ければ多いほどいいというものではないらしいが酪酸菌の合計占有率が20%超が一応の目標。

上のグラフのに示した菌のうち、ロゼブリア、アガソバクター、それからサブドリグラヌムの4種がやはり酪酸菌。

これらの合計占有率は13.53%なので、目標の20パーセントには届いていない。

ちなみに、ネットの情報などで、善玉菌として最も取り上げられることが多いのが乳酸菌とビヒィズス菌。

グラフの中の菌でいうと、乳酸菌はラクトパチルスで私の場合、占有率0%。これは大腸内での占有率なので、乳酸菌が主に生育する小腸末端部と大腸の入り口付近にも全くいないということではないと思う。

それからビヒィドバクテリウムというのがビヒィズス菌を表している。この占有率も5.51%だからそれほど高くない。

この検査結果から、5ヶ月経った先月3月12日に二回目の検査を受けた。

その結果は次回の記事で公開する。