エンテロタイプのタイプ別に関する情報でもっとも有名なものは、このブログの「腸活17」でも取り上げた摂南大学と京都府立医科大学の共同研究に基づくものだろう。
この研究に基づいて日本人のエンテロタイプをAからEまでの5タイプに分類した。
次のネット上の記事もその研究に基づいたものだ。
この記事中にも分類された5種類のエンテロタイプが棒グラフ表示されている。
このグラフに似せて、私のエンテロタイプをグラフ表示してみたのが次のもの。
ネットの記事で示された5種の分類と私のエンテロタイプを比較すると、私のタイプはプレボテラが多いType Eだろうと思う。
それぞれのタイプの特徴も上記のネット記事に示されているが、とても読みづらい。
特徴に関してよく分かるのが、次の記事。
この記事のType Eに関する説明を抜粋すると次のようになる。
野菜や魚が多いヘルシー食タイプ
プレボテラ属が多い"農村型"ともいわれる腸内細菌バランス。このタイプは肉の摂取が少なく野菜が多い、栄養バランスがとれた食事をしている傾向がある。
ほかの4タイプに比べて病気全般のリスク比が低い健康型。
このタイプに属すると考えられる私としては大変喜ばしい情報といえる。
ところが一番目の記事の内容にそれぞれのタイプの健常者の割合が示されていて、Type Eの場合、その割合が36.5パーセントとなっている。
Type Eのたった三分の一程度しか健常者ではない? ぜんぜん嬉しくない情報。
それではと他のタイプの健常者の割合を見ると、Type Aにいたってはたったの4.9パーセント。ほとんど病人ばかり。
Type Dも健常者の割合が低く、6.8パーセント。Type Dは絶対的善玉菌とされているビフィズス菌の占有率の高いタイプ。
さぞかし健常者の割合が多かろうと思いきや、Type Aとどっこいの病人集団。
一体どういうことなのか。
このあたりのことを次回からの記事で深堀りしてみる。