腸内細菌検査2

一回目の腸内細菌検査の結果を受けて、腸内の酪酸菌の一種、フィーカリバクテリウム菌の増殖を目指すことにした。

フィーカリバクテリウムの増殖に効果がありそうな食材をネット検索で調べて実行。5ヶ月を経過した3月の時点で2回目の腸内細菌検査を受けた。その結果が次のようなもの。

腸内細菌検査の結果2

前回記事と同様に腸内細菌のうちの占有率上位5種類の菌とその占有率は次のようなもの。カッコ内の数字は前回の検査結果との比較。

1. プレボテラ 31.39%  (△8.37%)

2. フィーカリパクテリウム  9.54%  (△3.36%)

3. バクテロイデス 6.4%  (▽4.06%)

4. ブラウティア 6.03%  (△2.32%)

5. ビフィドバクテリウム 3.06%  (▽2.45%)

上位3種類の菌種には変化がなかったが、占有率には変動があり、5種の順位も2位と3位が入れ替わり、4位たったアナエロスティペスの替わりにブラウティア4位になった。

占有率の変化で言えば、一位のプレボテラの占有率の増加が著しい。プレボテラ属の菌は穀類を多く食べる人に多いとされる。

しかし、私の場合、2016年の10月から今日に至るまで、糖質制限ダイエットを継続実行していて、ご飯をぜんぜん食べていないし、糖質類全般の摂取量が一日当たり、150gを超えることはまずない。

それにもかかわらず、プレボテラの増加が著しいのは、たぶん、フィーカリパクテリウムの増殖に効果があるとして、小麦フスマを原料にしたシリアルを毎日食べていることが理由だろう。

目的のフィーカリバクテリウムも占有率が上がったので、それはそれでよかったのだが、目的以外のプレボテラも増加したと考えられる。

さて、肝心のフィーカリパクテリウムも占有率が3%超増加している。目標は占有率10%だったので、それにはちょっと届かなかったが、まあ良しとしておこう。

フィーカリパクテリウムの増殖のために実行したのが次のような食材を一日二食のうち、どちらか、あるいは両方の食事で必ずⅠ品目は食べるまたは飲むということ。

その食材は次のようなもの。

1.  ブロッコリーまたはキャベツ

2. 発酵性食物繊維とされるアラビノキシランを含む食材。たとえば、小麦ブランを含むシリアル、バーリーマックス、サイリウムパウダー、クマザサパウダー

3. 高カカオチョコレートを一食に付き20g以上

4. 紅茶一杯

上記の食材いずれもが、フィーカリパクテリウムの増加に効果ありというネット上での情報に基づいたものだ。

2回目の検査でフィーカリパクテリウムの占有率が上昇したのは、どの食材が効果があったのかはわからない。

いずれの食材も腸の健康維持には何らかの効果があるとされているので、フィーカリパクテリウムの増加に寄与しなかったとしても、これからも続けることにする。

フィーカリバクテリウムの占有率の目標は最低でも10%、できれば15%超が目標。そして酪酸産生菌の合計占有率は2回目の検査では15.27パーセントだったが、これも最低でも20%。できれば25%超を達成したいと思っている。

摂取すべき食材は今現在のもので間違いなさそうなので、このまま継続することにして、次回の腸内細菌検査は8月終わりから9月の初め頃にする予定。