夏型リトープスの代表#1

表題の「夏型リトープス」に、首をかしげる人もいるだろう。何しろ、名だたるリトープス名人たちの説明ではリトープスは冬型ということになっている。
しかし、それはすべてのリトープスを「冬型として扱う」ということで、すべてのリトープスが冬型ということではない。
大型ビニールハウスで育てる場合、「冬型として扱う」方法が適しているということなのだろう。
実際には自生地の気候の違いで、リトープスは夏型、中間型、冬型に分けられると思う。
画像の日輪玉はその夏型の代表。南半球の夏2月が最も雨の多い地域に自生している。つまり、夏の暑い時期には断水するなどということは日輪玉には適していない。
で、画像の日輪玉。夏は天からのもらい水のみで潅水をすることはほとんどない。かといって日陰において断水もしない。肥料もやったことがない。要するにほったらかし。
ちなみに一枚目の画像は、実生から4年の日輪玉。植え替えはこれまでに2度だけ。大体なんで植え替えなどするのか理由が分からない。
家で行った植え替えは、苗が大きくなってきて、苗同士がぶつかるようになったから。
また、二枚目の日輪玉はHCで、寄せ植えのリトープスだったもの。名前は無かったがたぶん日輪玉。
丈夫だったので、ほったらかしで4年ほどでここまで成長した。
ほったらかしでも日輪玉は育つ。とは言うものの、夏の高温時に黒いプラ鉢に入れて、長時間、直射日光にさらされる場所に置くのはたぶんだめだろう。