リトープスの結実ラッシュ

脱皮進行中のうちのリトープスたち。
それらのリトープスに,今年はちょっとした異変が起きている。
それは結実したらしいリトープスがかなりあるということ。
リトープスを栽培し始めたのはもう、10年以上も前のこと。何の知識もなかったので、どう栽培すればいいかも分からず、夏は日陰に置き、冬は室内に置いたりしていたので、花も咲かず、そのうち枯れるということの繰り返し。もちろん種などできるわけもなかった。
ネットにいろいろな植物の栽培について書いてあるサイトを見つけてからは、ちょっとはましに育つようになったが、花を咲かせる株は栽培しているリトープスの一部だけだった。また結実する株はひとつもなかった。
こうした状況に大きな変化が起きたのが、3年前に栽培方針を一変させてからのこと。
ほとんどの大人の株は花を咲かせるようになった。それでも昨年まではやはり種ができる株はなかった。
去年、新規購入した黄紫薫4株すべてが結実した。リトープスは意識的に他の株と交互受粉させなければ結実しないものだと思っていたので、この結実は意外だった。
そして今年、次の画像は結実したと思われるリトープスの一部。
まずは福来玉。
下のほうの株の比較的大きい2頭が結実しているようだ。
栽培を始めたのはもう5年ほどの前のこと。福来玉を増やす予定はないので,交配はしていない。

トップレッド。
これは4頭すべてが結実した模様。
これも意識的に交配した覚えはない。
自家受粉による結実の可能性がある。

品種不明のリトープス
これは栽培期間が長い。多分10年近く。
その間、一度も結実などしなかったのに,今年になってすべてのヘッドが結実。
一体なんでだろう。これも交配などしなかったのに。

画像以外のリトープスで交配もしないのに結実したものには,繭型玉,青磁玉,露美玉(富貴玉)、澄青玉、微紋玉、柘榴玉、珊瑚玉、日輪玉などなど。
希望もしないのに結実してもうれしくもなんともない。まあ、種が取れたら、「タニサボ実生クラブ」にでも種子提供をしようと思う。