2017年秋の新規購入


画像12時の方向から時計回りにレティキュラータ、赤李夫人、緑菊章玉、赤李夫人。名称は出品者のつけたもの。
しかしこの名称、かなり怪しい。
まずレティキュラータというのは品種名ではない。これは頂面の模様が網目であることを意味するタイプ名。
ということはこの株がリトープスのどの種類なのかはわからないことになる。
リトープスにはCナンバーなるものがついていることがある。これは正確には種名ではなく、リトープスの研究家である人物が採取地ごとにつけた整理番号。
しかし事実上の種名、それも血統書のような意味合いで受け取られている。
こういうものをありがたがるリトープスファンも多いようだが、私はそんなものには興味がない。
網目模様のものが好きだから、この株を購入したのだが、種類によって栽培方法、おき場所を変えている私としては何も情報がないとちょっと困る。
画面右側の赤李夫人は菊章玉のような頂面の模様。菊章玉は確か福来玉の栽培変種だったはずで、李夫人とは別種。
緑菊章玉というのも出品者による命名だろう。頂面の模様は確かに菊章玉。
4株とも、ネットオークションで落札したもの。レティキュラータを除いて入札者は私しかいなかった。
Cナンバーもなく、種名もかなり怪しい。その割には値段が高めの設定だったからだろう。
まあ、栽培を続けていくと、育ち方、花の時期や色でおおよその種類はわかるので特に問題ない。
大きくなるとどういう頂面模様になるのか、ちょっと楽しみ。