テレビでYouTube 4

相変わらずのYouTube流しっぱなしの生活。

最近、検索してみた画像に、PSAに関するもの。LDLコレステロールに関するものなどがあり、検索履歴が動画再生に反映されるのか、ドクターが出演している病気関連の画像が次々と再生される。

LDLコレステロール関連では、相変わらず、LDLコレステロール高値の場合の、LDLの下げ方のようなことを標榜するチャンネルが実に多い。

これは当ブログ6月22日の「テレビでYouTube」に関連するが、LDLコレステロールといっても、性質の違う2種類のものがあることがわかっている。

LDLというのは、正確に言うとLow Density Liboprotein。日本語に訳すと低比重リボ蛋白。これは体の各場所にコレステロール、リン脂質、そして中性脂肪を運ぶための運送車。

そしてこの運送車によって、身体の必要な場所に配送されるコレステロールがLDL-ch、つまりLDLコレステロールだ。

しかし、きちんとした説明もなしにLDL-chを単にLDLとだけ表記し、これを悪玉コレステロールと呼んでいるYouTube上のチャンネルがほとんどだ。

この悪玉コレステロールという呼称、LDL-chの性質を根本的に誤解させる最悪の呼び方だろう。

いい加減でこの呼称を止めたらどうか。ちなみに英米YouTubeチャンネルを見るとわかるがLDL-chをBad-chなどとしているチャンネルは見たことがない。

通常より小型化して再合成されたLDLのことをSd-LDLという。このSd-LDLに載せられているコレステロールをSd-LDL-chというのだがLDL全体が小型化しているため、血液中に存在する活性酸素によって、このコレステロールはすぐに酸化してしまう。

酸化したSa-LDL-chは体の各部に運ばれても、そこで活用(代謝)されることはなく、ただもう血管中を流れていくだけ。

その挙げ句が血管の内皮細胞にできた傷からその下側に侵入してプラークを形成する。

これこそがアテローム変性型動脈硬化のメカニズムだ。

そして、LDLコレステロールとして、血液検査の結果で表示される数値は、本来のLDLの働きを担う、いわば善玉LDLと本来のLDLコレステロールの働きをなんら遂行しないどころか、血管にプラークをつくるだけの悪玉LDLの両方が混じった値なのだ。

ずいぶん以前の血中コレステロールの値は総コレステロールの値で示されていた。コレステロールの値が高い場合には、動脈硬化の危険があるということで、コレステロールの値を下げることが推奨されていた。

しかし、コレステロールには、役割の違う二つの種類、つまりLDL-chとHDL-chがあることがわかり、その両方が混じっている総コレステロールの値は現在ではあまり重要視されなくなっている。

正確に言うなら、総コレステロール値は、LDL-ch、HDL-ch以外にもカイロミクロン、VDL、IDLなどのさまざまなリポ蛋白に含まれるコレステロールを合計したもので、言ってみればミソもクソもごっちゃになった数値。

この数値が高いからといって、あまり深刻に考える必要のないものといえる。

同じ事がLDL-chの高値にも言える。

これが高いからといって、その数値には、善玉LDLが多いかもしれないし、逆に現在の標準値に収まっているからといって、悪玉LDLが少ないとはいえない。

しかし、この事実を指摘するYouTubeチャンネルはほとんどない。

私が検索したものでは、次の二つのチャンネルのみ。

www.youtube.com

www.youtube.com

二つのチャンネルはともに同じ情報源によるもの、たぶん英米の論文だと思うが、これ関しては私は検索していない。

この二つのチャンネルで紹介されていることは、私自身のこれまでのコレステロール値の変動にとても良く当てはまるので、ここで紹介することにした。