仔サボ、孫サボ

画像は、ギムノカリキウム属ツカボセンセGymnocalicium damsii v. tucavosense。妙な名前で、何に由来するかは知らない。
サボテンの本体に、小さいサボテンが出てくることがある。これを仔サボと呼ぶようだが、このサボテンには、次から次に仔サボが吹き出物のようにでてくる。
画像のサボテンには、一番大きな仔サボに、さらにその仔サボができていて、元の株からすると孫サボ。孫サボまでできているサボテンというのは、あまり見たことがない。
この仔サボがまた取れやすい。強い風が吹いただけで、簡単に落ちてしまう。落ちた仔サボがまた、根付きやすく、土があれば簡単にそこに根付く。
これも、ヤフオクで落札したもので、出品画像は、本体全体が朱色になっていた。
色の珍しさに惹かれて、入札したものだが、家に来てから、全然成長しなかった。はっきり言って拗れていたようだ。本体に元気がないので、仔サボを全部取り去り、別の鉢に植えつけておいたら、ほとんど全部活着。元気に育っている。
学名からいうと麗蛇丸の近縁種だから、寒さにあまり強くないのかもしれない。去年の秋ごろから、やっと新刺が出てきて、成長も始めた。
寒い時期になって、色がどす黒くなり、刺も出さなくなってきた。寒さに当て続けると、また拗れるかもしれないので、加温装置付き温室に入れたら、また新刺が出てきた。