新たな子犬たち1

7日の月曜日は午前中から天気が良かったので、ヨシとコロクをつれて、近くの川の堤防を川下に向かって散歩にでた。
このコースは野犬たちが今も暮らす中洲に向かっている。昼間は野犬たちは姿を現すことはほとんどない。
堤防から中州のほうを眺めながら、川下へ2キロほどで、少し前まであったホームレスが建てた小屋跡のあたりに達っする。
中洲に野犬たちの姿はなく、小屋跡あたりから引返すことにした。

  • 川の中州に暮らす野犬たち(2011年2月7日撮影)


帰る途中で、対岸につながる川の中州に三匹の野犬の姿を見かけた。
かなりの距離があり、よく見ないと犬だとはわからないほどだ。
さらに帰り道を進んで、以前にマロを拾った場所近くから、中州を眺めてみると、中洲に何か動くものがあった。
成犬にたっしている野犬が一匹、その後にぞろぞろと子犬がついていっているではないか。数を数えると、7匹もいる。
生まれて、一ヵ月半ぐらいだろうか。もうしっかりとした足取りで、母犬の後をついて行く子犬たちの姿がはっきりと見えた。