サボテンの本

ギムノカリキウム属のサボテン、白蜘蛛についてネットで検索していたところ、あるサボテンの本に行き当たった。
タイトルは「ギムノカリキウム総覧」。一部のページが内容見本としてネットに掲載されていた。内容は、基本的に写真集。掲載写真の数が半端ではない。
興味を惹かれて一冊購入することにした。
家にはギムノカリキウム属のサボテンが20種類ほどある。はっきり種名が分かるものもあるが、雑種と思われるものも数多い。
また、購入時の種名が正しいかどうかも、この写真集ではっきりするかもしれない。
最初の画像がその写真集。たぶん個人出版によるものなのだろうが、個人でこれだけの品種の写真をそろえるだけでも大変な労力だろう。
本が届いて、早速、家にたくさんある麗蛇丸について調べてみた。
家の麗蛇丸はHCで名札つきで、購入したものが大半だが、名札に書かれていた学名、Gymnocalycium damsiiでネット検索しても、海外サイトでヒットするものはどれもなんだか様子が違う。
写真集P69に、G. damsii ssp. evae v. centrispinumという品種があり、これが家の麗蛇丸に一番近い。
写真集には、数々のdamsiiが載っていて、外観がかなり違う。
家のサボテンの種名が正しいかどうか疑っていたが、どうやら、damsiiであることには間違いがなさそうだ。
二枚目の画像が家のdamsii。去年の冬は加温装置付きの室内温室に入れていたので、冬もみずみずしく元気だったが、今年はベランダの簡易温室暮らし。
水も長く与えていないので、色も悪く、球体も萎んでいる。