冬が成長期4

冬が成長期と思われるサボテンの続編。
一枚目の画像は地久丸。ネット通販で、時々見かける普及種、別名駄物サボテンの一つだ。このサボテンは、3つ目の地久丸として、ヤフオクで落札した。
なぜ同じ種類のサボテンを3つもあるかというと、先の二つの成長が思わしくなく、さらに、地際からだんだんと球体が褐色に変色していったからだ。
普及種だから栽培も簡単で、花もよく咲くかというと、これが家の栽培環境ではそうではなかった。
3つ目のこの地久丸も、経過はほぼ同じで、やはり成長があまり見られなかった。とにかく新しい刺が出てこない。
ノトカクタスの紅冠玉や、エリオシケ属五百津玉などと同じで、加温装置付き温室に入れてみたらどうなるかということで、今年初めから、そうしたところ、新刺が出てきた。
球体も縮こまっていたのが、ふっくらして、艶が出てきた。
このサボテンは、学名をWigginsia erinaceaといい、南米が原産地だ。ノトカクタスと花がそっくりで、どうやら、栽培のコツも同じらしい。
二枚目も同じ Wigginsia属のサボテン、白剣玉。こちらもつい最近になって、加温装置付き温室に入れたところ、球体に張りがでて、新しい刺が見えてきた。
株元に見える緑色のものは、種ができていたので、鉢に蒔いておいたら、発芽したもの。
こちらも、成長が思わしくないと思っていたが、冬に暖かくしてやるとよいのだとわかった。