2014年の実生苗現状

本格的な寒さにはまだなっていない当地では、屋外栽培の多肉も成長を続けている。実生苗も日中の暖かさがあるためだろう、生育をやめてしまってはいない。
8月と9月に種を蒔いたリトープスの苗の現状。

一枚目の画像は8月19日播種のグレー紫勲。表土にしていた種まき用のピートモス赤玉土の混合を取り除いて、細かい砂に変えた。
そのため、苗がくっきりとして数の勘定がやりやすくなった。現状で110ほどの苗の数。
蒔いた種が120だとして、110が生存しているというのは、かなりの生存率だと思う。
もっとも、苗の大きさにかなりの差が出てきて、今後成長が悪いものは自然に消滅していくだろう。
この大きさにまで成長していれば、氷点下にまで気温が下がることはあまりない当地なら、戸外でも冬越しも問題なくできるだろう。

二枚目の画像は9月20日播種のリトープス4種。
左上の区画から時計回りに、ヘルメティカ、オリバシア、サリコーラ、フスカス。
播種数はそれぞれ20。オリバシア(オリーブ玉)をのぞくと生存率が良くない。苗も小さい。現状のままだと冬越しは微妙だ。
かといって、加温装置がついた小型温室に移すのは去年失敗しているのでNG。どうしてかというと、日照がほとんど得られないので、徒長してしまう。
加温装置つきの温室はもともと、ランの栽培のためのものだから、最低気温と、最高気温の気温差が小さくなるのもリトープスには良くないのかもしれない。
このまま戸外栽培を続けることにする。