スーパーの駐車場にて#2

このところ、連日の雨。先週の土曜日の夕方、スーパーに買い物に行く時間に雨だったので、車を使ったところ、駐車に手間取ったことを記事にした。
そして、今日の日曜日。またまた雨の夕方。今日は別のスーパーに車で行った。
このスーパーの駐車場はいわゆる立体駐車場。
駐車スペースはいくつもあったが、それをやり過ごして、スーパーの入り口近くにスペースを探すことに。なるべく入り口に近いところに止めたいと思うのは、私も同じ。
前を行く車が一台。駐車場の中二階に来ると、その車が通路の左側にある駐車スペースを見つけてそこに駐車しようとした。
これがなんとものんびり。先週土曜日のスーパーの場合、通行スペースが狭く、切り返しに時間がかかるのも仕方が無いところだが、今日のスーパーの駐車場は2台の大型車が安全にすれ違えるだけの通行スペースが取ってあり、それほどバックの駐車も難しくないはず。
バックで駐車する方法はよくある斜め45度停車からのバック開始。
このバックが超スロー。一度切り返して前進。そこからバック。バックの途中で寝てしまったのかというぐらいスロー。
そのとき私は通路の左端に停車していたが、さらに後ろから来た車が、私の右側に停車した。
通路の左側に駐車しようとしている車の前が空いたら、そこからすかさずに奥に進もうというわけだ。
しかし、目の前の超スローな駐車だと、前が空く前に、駐車場から出ようとする車が前方から来るかもしれない。
そうなると、かえって時間がかかってしまう。
「先を予想でけへん、アホ運転手め」心の中で毒づいた。と、案の定前から車。
スローな駐車をしている車をはさんで、2台の車がにらみ合う形に。
その状態をものともせず、スローなバックをする車。
ある程度バックして、私の車が前進できる状態はもう少しというところで、停車して、また前進した。
「オーマイガッド」バックをやり直そうというのだろう。
運転手は高齢者の男性だった。まあ、慎重に運転するのは危険な運転よりよほどましだが、こうもトロイとそれを待っているほうはいい加減うんざり。
やっと駐車スペースに収まったので、私が前進しようとすると、ドライバーはまだ駐車位置が不満らしく、車から降りる動作に入らない。
下手に限って、駐車位置を厳密にど真ん中にしようとする。
かまわず、私は前進して、30mほど先に見えた駐車スペースにダッシュ
私の右側から追越をかけて、先に行こうとしたアホドライバーが後ろ側に迫ってくる前に、見つけた駐車スペースに例の直角バックで一発駐車を決めた。
先週の土曜日のときより、もっと早く、バック開始からほんの5秒で決めてやった。
車から降りたとき、ちょうど前をその車が通り過ぎた。
ドライバーはこれもやはり男性高齢者。要するにオジン。ただし、私よりは若いと思う。
その車のドライバーが前を通り過ぎるとき、心の中で、「ざまー見ろ」と叫んでいた。
何が「ざまー見ろ」なのか、自分でも分からないが、他のドライバーが見ているところで、短時間、一発直角バック駐車決めたことが爽快だったのだろう。
最初の車が駐車に手間取ったときのイライラは完全に吹っ飛んでいた。