自生地の紫薫の様子


リトープス・紫薫の様子という表題なのに、画像は違う植物。どういうことかというと、紫薫は群生している植物を真上から見たときの7時の方向にある。
このブログではズームアップ機能がないので分かりにくいが、iSpotのオリジナル画像ではズームアップすると、かろうじてその姿が確認できる。
つまり、紫薫は自生地では、このように、他の背の高い草や、多肉植物の陰になるるところに生育していることが多いようだ。
画像のキャプションは、次のようなもの。
"At this locality near Daleside, Gauteng, Delosperma herbeum grows socialy with Lithops lesliei."
自生地の様子から、紫薫は、半日陰でも、というより、そういう環境のほうが栽培条件はいいのだと思う。

"Daleside, Gauteng"は地名。Wikipediaによると、"Gauteng"はヨハネスバーグを州都とする州の名前。「ハウテン州」が日本語による表記。
二枚目のグラフは、そのヨハネスバーグの気候を表したもの。南半球の季節を考慮して、月の表示は半年分ずらして表してある。
このグラフからすると、紫薫の生育期は雨が多くなる4月から雨がほとんど降らなくなる10月ごろまでと考えられる。
生育環境と気候条件から、おのずと紫薫およびその系統のリトープスの育て方が分かる。