夏型リトープスの代表#2


画像は夏型リトープスの紫薫系を寄せ植えにしたもの。
日輪玉と同様、夏降雨地域が自生地の紫薫系リトープス、家では、夏に断水はしない。雨ざらしに近い栽培なので、自然と夏のほうが水遣りが多くなる。
冬も断水はしない。これは、紫薫系の多くが、背の高いほかの草本植物の直ぐそばや、葉陰で育っている場合があり、そうした環境では土壌は、降水の少ない冬でも完全に乾燥することはないと考えられるからだ。
自生環境を考慮すると、紫薫系の場合、日輪玉と違って、若干の遮光が必要と思われる。
また、育っている土壌には有機物がたっぷりと含まれているに違いない。
そこで、この寄せ植えの鉢土には、多肉植物用の用土に、同量の草花用の肥料入り用土を混ぜた。
今のところ、この用土で生育は順調。これから真夏になるが、もちろん断水はせず、真夏の渇水期には積極的に水遣りをするつもり。