除湿機

梅雨というのに相応しいようなしとしと雨が降り続く。
じめじめして気持ちが悪い、洗濯物が乾かない、食べ物が痛みやすいとネガティブ評価ばかりの梅雨だが、私はこの季節が嫌いではない。
確かに多肉植物を栽培するには問題が多いのだが,個人的にはこの後やってくる真夏よりはずっとましだと思う。
この時期をあまり不快だと思わなくなった理由、それは除湿機。
エアコンには、除湿機能がついているから、除湿機を別に買う人は少ないのかもれないが、除湿専用機はエアコンの除湿機能とは比較にならないほどの除湿能力がある。
雨が降ってじとじとする日でも、除湿機を使うと,部屋の中のじめじめした感じがほとんどしなくなる。
真夏と違って気温は25度ほどだから、湿度が低いとむしろ快適だ。
うちで使っている除湿機にはタンクが付いていて,そこに取り除いた湿気が水になって貯まっていくが,その量に驚かされる。
タンクが一杯になってそれを捨てるとき、いつも、こんな量の水分が空気中にあるのではじめじめするのも当然だろうと思う。
ちょっと大型の本格的除湿機でも,エアコンに比べるとずっと安価。今年も梅雨に入って、うちでは、雨の日、起きている時間はフル回転。
運転中にタンクに水滴がポタポタとたまっていく音がまるで水琴窟(すいきんくつ)というのは、褒めすぎだが、ああ、除湿機がちゃんと仕事しているんだなという気持ちになる。