からだのことS2#7

無呼吸の症状改善のための方針のうち、1は食後の血糖値スパイクが起きないようにするだけでなく、さらに体脂肪を落としやすくするため。
脂肪を落とす運動を始めると、運動のためのエネルギーは血糖から供給される。血糖がなくなって初めて体脂肪が燃え始めるから、血糖が多いと、体脂肪が燃焼を始めるのに時間がかかる。
つまり、運動量が増えてしまう。
体脂肪を減らそうとするなら、やはり糖質の摂取制限は必要だろう。
2.は、有酸素運動を念頭に置いたもの。軽い運動を時間を休みを入れず時間をかけて行う方が脂肪燃焼に役立つらしいのでこの方針。
腰痛体操を基本というのは、私が腰痛持ちだから。同じ体操をするなら一石二鳥で腰痛防止を兼ねることにした。
3は、犬の散歩は必ずしないと、夜中にうるさく鳴くのがいるのでやるしかない。
どうせやるなら、食後すぐから行い、血糖値スパイクを避けるのがいいというので夕食が終わるとすぐ、犬を連れて散歩に出かける。
最低30分という方針だったが、実際にはもっと長く、一時間ほど。散歩コースをネット上の地図で距離測定してみると、短いコースで5kmほど。長いコースで7kmほどだ。その日の気分次第で短いコースにしたり、長いコースにしたり。
体脂肪を減らして喉のまわりについた脂肪をとるだけだと、無呼吸の症状改善にあまり効果がないのではということで、もう一つ始めたことがある。
それは、無呼吸の原因のうちの一つの舌根の喉の奥への落ち込みを減らそうというもの。
「あいうべ体操」というのを聞いたことがあるだろうか。
あるお医者さんが提唱している舌の体操だ。
その医者によると効能は多岐にわたり、高齢者には特におすすめということらしい。
あいうべ体操のやり方については次のサイトが参考になる。
https://allabout.co.jp/gm/gc/387416/
このあいうべ体操の効能の一つに無呼吸症候群の軽減というのがあった。
そのことを紹介しているサイトは次の通り。
http://mukokyu-ibiki.com/goods/aiube-exercises/
このサイトは、無呼吸を私と同じように、自力で治そうと努力している人たちによるもの。
やれ酸素マスク(CPAP)だ、鼻チューブ(ナステント)だと、対処療法しか念頭にない医者には愛想をつかし、自分で何とかしようという人は私以外にもいたわけだ。
大体、上記の対処療法、装着は面倒で、しかも経費が相当掛かる。いったん始めたが最後、死ぬまでやり続けるしかなくなるだろう。
私と同じ考えの同志がいるとは心強い。ということで始めた無呼吸症候群改善対策、始めてまだ2か月にもならないが成果は上々。
まず、ものすごい物忘れが明らかに改善した。買い物に行ってショッピングバッグを置き忘れたり、PCでネット検索をして、ネット迷子になることもなくなった。
昼食後は眠気に勝てず、必ずしていた昼寝もしなくなった。
しかし、無呼吸が完全になくなったわけではなさそうだ。まだまだこれからも、腰痛体操で体脂肪を減らし、あいうべ体操で、舌の筋肉を鍛え続けなくてはならないだろう。
次回の記事では、腰痛体操としてどんな種目をしているのかとか、体操していて気付いたことなどを書いてみる。