リブレの2週間集計結果

リブレのセンサーは2週間で計測が終わる。改めて計測をするには新しいセンサーを購入することになる。

さて先々週の土曜日に計測を開始して2週間が経過。その集計結果がでた。リブレには集計結果などの分析ができるソフトが、計測器を販売しているメーカーのサイトからダウンロードでき、パソコンなどで集計結果を見ることができる。

その集計結果を見ると私の場合、朝のスムージーを飲んだあと、急速に血糖値が上昇して、そのあと高くなった血糖値がなかなか下がらないことが分かる。

YouTubeのリブレ計測動画をいくつも見ると、糖質と同時に脂肪の摂取が多いと血糖値がなかなか下がらない傾向が見てとれる。

朝のスムージにはココナッツオイルパウダーを入れているから、その影響がでるのかもしれない。

急激に血糖値が上昇して、その後なかなか下がらないというのは糖尿病患者のブドウ糖負荷試験の結果にそっくり。

糖尿病の診断基準に用いられる数値のひとつがHbA1cというもの。読み方は「ヘモグロビンエーワンシー」。

空腹時血糖値が正常範囲内でもこのHbA1cが基準値を超えているようだと糖尿病一歩手前の境界型糖尿病と診断されるようだ。

HbA1cの正常値は4.6~6.2。私の数値は一番最近のもので5.2だから正常範囲内。

だから健康診断の結果に基づいて医者から更なる糖尿病検査であるブドウ糖負荷試験を勧められることはない。

しかし今回、リブレによる血糖値検査を見ると、HbA1cが正常範囲内でも糖尿病になる危険性は少なくないようだと思える。

血液検査の結果がでると検査結果を記した表が病院でもらえる。私はこれをずっと以前から保存してある。

HbA1cに関しては50歳以前の検査では計っていないので数値は不明。一番古いデータで54歳のときのもの。そのときの数値は4.9。これが次の年には5.1にあがっている。

ところがその次に古いデータというと64歳になるまでこの数値が測られておらず、途中経過は分からない。

64歳のときの数値は5.4。それ以降今日に至るまで5.4はそのまま。

しかし、年齢を重ねるほどに数値は上昇していて、これは危険な傾向。一歩一歩糖尿病に近づいていることを意味する。

現在の健康診断の基準で糖尿病診断に用いられるは主に空腹時血糖値。しかし、この値では異常がでたときにはもう手遅れ。

糖尿病は発症したら治らない病気だ。空腹時血糖値は糖尿病予防には何の役にも立たない。

そしてHbA1cも積極的に計ってもらわなければ、検査項目に入っていないことのほうが多い。

糖尿病になるのか心配でリブレの計測を始めたわけではない。しかし計測結果は糖尿病発症の思わぬ危険性を教えてくれた。