ガーコとピーちゃん3

  • 返事するガーコ


保護して丸二週間が過ぎたガーコとピーちゃん。
どちらもすっかりなついて、ガーコなどは、名前を呼べば必ず、「グァー」と答える。
ケージに入れていたら、ケージの桟で不自由なほうの足を怪我して、出血。
そこらじゅうが血だらけになったので、昼間はずっとケージの外に出している。
そうするとどうなるかというと、部屋中糞だらけ。
食べる量が多いので、出るほうもそれなりに多くなる。
足を怪我したときに、獣医に連れて行ったら、抗生物質を処方された。
その薬も今日でおしまい。傷のほうはかさぶた状になったので、もう心配ないだろう。
明日にでも、保護したすぐ近くの神社に連れて行ってリリースすることにしよう。
たった二週間とはいえ、毎日世話をしていると、やはり愛着がわく。
こんな不自由な足で、これから外の世界でちゃんとやっていけるのだろうかとそんな心配までするようになっている。

  • ピーちゃん


ピーちゃんは、ガーコがうろつきまわる部屋では、鳥かごから出すわけにもいかず、飛行訓練が出来ないでいる。
外に放すには、それなりの飛行能力が身につかないと出来ないわけで、ピーちゃんのためにも、ガーコをリリースする必要がありそうだ。