栽培失敗例5

梅雨が明け、ベランダのサボテン棚のカバーは、はずしたままにしてあったが、11日に接近した台風4号に備えて、このときには、カバーをかけ、棚には、ロープを巻きつけて万一に備えた。
幸い、台風の風はたいしたことなく、サボテンに被害はなかった。
梅雨の間に栽培の不手際で、枯れたり、問題が生じたサボテンの続きを書いてみる。
写真は、テロカクタスの紅鷹。
サボテン棚の一番上の棚に置いていたら、写真のようなひどい日焼けを起こしてしまった。

  • 大やけどを負った紅鷹(2010年8月2日撮影)


これはもう日焼けどころではなく、大やけどといえる。フライレアのサボテンのように、枯れてはいないが、やけどの跡は、これからもずっと消えないだろう。
今後の成長にも悪影響がでるかもしれない。
これもフライレアの場合と同じく、棚のカバーをかけっぱなしにしていたため、内部の温度が上がりすぎて、やけどを起こしてしまったみたいだ。

  • 二段目の紅鷹


一段目のほかのサボテンには被害がなかったから、やはり日焼けを起こしやすいものと、起こしにくいものがあるようで、紅鷹のように、球体の肌の露出が多いものは、日焼けを起こしやすいようだ。二段目においていたほうの紅鷹には被害がなかった。
たくさんの種類のサボテンを同時に同じ場所に置くと、性質の違いで、こうした失敗を起こしやすい。
サボテン栽培の一年生は、失敗を通じていろいろ学ばなければならないことが多い。