シャボテン大会での購入品1

さて、昨日のシャボテン大会。品評会出品の名品を尻目に、即売会のほうにいってみた。
大会来場者もその多くがこちらのほうが目当てのようだった。
出品展示物のあたりは人もまばらなのに、会場に置かれた即売会用のテーブルの周りは人だかりで混雑していた。
参加業者は10ほど。それぞれ別々のテーブルに、持ち込んだサボテン・多肉を並べていた。
即売会の品物は、現在の多肉植物ブームを反映してか、多肉植物の数のほうが多いように思えた。サボテンは、何しろその刺のせいで、扱いが厄介だ。その点、多肉植物は、刺もなく姿もかわいげがあり、女性ファンも多いようだ。
私はというと、現在栽培中のものはサボテンのほうが圧倒的に数が多い。多肉もあるにはあるがほんの少し。購入品も予算の関係もあり、サボテン4点にとどまった。


最初の購入品は、マミラリア属テトランシストラ。
マミラリアファンなら知らない人はいないだろう。しかし、実生のテトランシストラはほとんど幻だ。
栽培が難しく、夏を越せずに腐死する場合が多いようで、ヤフオクにもほとんど登場しない。少し前、富貴丸の名称で、ヤフオクに出品されたことがあったが、値段が高騰してしまい、手が出なかった。
それがある業者の展示用テーブルの上ではなく、下のほうに置かれた育苗用ポットを入れるトレイの奥のほうに、目立たないように置かれていた。
値段は1,000円。ウソみたいな値段で、当然ながら即購入。来年には開花するのではないかとの話だが、開花後の衰弱が腐死のきっかけになるようで、来年は、蕾をつけても摘蕾するのがいいかもしれない。