外飼いトリオ

ヨシの散歩の途中、拾ってきたジロとサブ。二匹は小さい頃の写真を出して、ある里親募集サイトに掲載していたが、まったく反応がないまま、掲載期限切れとなってしまった。
多分生まれて一年を経過したと思う。もう立派に大人の体格をしている。
ただこうなるともう、改めて現在の二匹の写真を撮って、里親募集をかけてみても多分反応はあるまい。
何しろ、ある程度可愛さの残っていた頃の写真でも反応がなかった二匹だ。
可愛げなどまったくなくなった今の写真では、とても里親応募は期待できない。もうこのままうちの子として飼っていくことになると思う。

  • 左から、マロ、ジロ、サブの外飼いトリオ


川の堤防で、拾ってきた外飼いの3匹がそろったところの写真を見ると、どの犬もそろいもそろってかなり、強面というか、いかつい顔をしている。
玄関先に人がやってきて、門のチャイムを鳴らすと、三匹ともいっせいに門のところに殺到する。これはかなりの迫力で、犬好きの人でも、門を開けて中に入るには、勇気がいると思う。
押し売り、泥棒よけには、これほど効果のあるものもないだろう。
しかし、実際の性質はそれほど凶暴でもなく、知らない人にむやみに吠え掛かるわけでもない。例外は、犬を連れて散歩している人で、よその犬が家の前の道を歩いていると、三匹そろってすさまじいほえ声を立てる。
どの犬も、私にとても従順で、私が外から帰ると、三匹とも熱烈歓迎、そろって飛び掛る。うっかりすると、足の爪が急所を直撃するので、ゴール前に勢ぞろいするサッカー選手のように、外から帰ってきたら、前を押さえながら家の中に入ることになる。