新たな子犬たち21

ナイトとマーブルは、生後3週間を過ぎて4週目に入ったようだ。乳歯がだんだん伸びてきて、視力もかなりついてきた。
この時期から、離乳食に徐々に切り替えていくのだが、これがスムーズに行くとは限らない。市販の犬用離乳食には、何種類かあるが、そのどれに対しても子犬が拒否反応を示すこともありえるからだ。

  • マーブル(2011年5月28日撮影)

実際、ナイトとマーブルはM社の離乳食には見向きもしなかった。
それでN社製を試してみると、ナイトは少し食べたが、マーブルは完全拒否。
ホームセンターやペットショップでの手に入れやすさを考えると、上記2種類のどちらかで離乳期を乗り切らないといけないので、少々乱暴であるが、N社の離乳食をやや固めに練って、強制給餌することにした。
口の両端のところを左手の人差し指と親指で、力を込めると、少し口が開く。そこにすばやく、練った離乳食を右手人差し指で押し込むようにするとうまく食べさせることが出来る。
コツをつかむまでは、子犬の口の周りに練った離乳食たくさんついてしまって、ほとんど食べさせられないが、何度がやっていくうち、割合スムーズにいった。
それでも手は、離乳食でべとべとになる。

  • ナイト(2011年5月28日撮影)


自分から進んで、バクバク食べてくれれば、これほど楽なことはないのだが、こうなるにはまだ少し時間が掛かりそうだ。
少し前に保護したチャウは、ナイトやマーブルの成長具合からすると、保護した時点で、すでに4週間を過ぎていたようだ。
自分から何でもよく食べ、給餌に関しては何の苦労もなかった。
今度の2匹も早くそうなってくれないと、今の状態は手間が掛かりすぎる。