新たな子犬たち24

昨日の日曜日、ナイトとマーブルを里親希望者のお宅に連れて行った。
庭付きの一戸建てのお家には、庭に放し飼いの先住の犬が3匹いた。
何れも高齢といえる年齢に達していて、元気いっぱい熱烈歓迎というわけでもなく、反対に家のワンコたちのように、吼えまくるというのでなく、静かな出迎えであった。
先住犬との相性が悪くて、里子の話が破談になることはよくあるが、そうはならないだろうと思う。

  • 部屋の中で遊ぶナイトとマーブル(2011年6月7日撮影)


広い庭を自由に動き回れる環境が、ナイトやマーブルのこれからの生活の場になるのなら、大変うれしいことだ。
ただ、これまで、毎日5回の食事、ウンチやオシッコの始末など、二匹には一日の、かなりの時間を使って世話をしてきた。
それが一気になくなってしまって、ほっとするより、なんだか気が抜けたようになった。
チャウのときもそうだったが、小さい子の世話は、成犬の世話とはまた違った感じで、世話そのものに、なんだか充実感がある。
多分、子犬たちの日々の成長により、世話したことの結果が直接感じられるからだと思うが、それに付け加えて、子犬たちのなんともいえない可愛さに、癒しの効果があることも理由だと思う。

  • 里親宅でのタロ(現在はシロウくん・2011年6月12日撮影)


ナイトとマーブルを預けた後の帰り道、去年の1月に里子に出したサブの兄弟、タロの里親さんのお宅を訪ねた。
タロは、シロウという名前をもらい、立派な成犬に成長していた。
里子に出した一ヵ月後に、電話連絡したときは、散歩に出たがらず、家にこもりがちだと聞いていたが、現在は散歩大好き、日に三度の散歩を欠かさないとのことだった。
見かけは、兄弟のサブやジロのどちらとも違っていて、どちらかというと、兄弟の父親犬に似た感じだ。
私のことは当然忘れていて、最初のうちは結構吼えられたが、時間が経ってからは、あまり吼えることもなく、写真もうまく撮れた。
家族みんなに可愛がってもらっているようで、安心した。