里子の近況2

マーブルとナイトの譲渡契約を済ましての帰り道。先週の日曜日と同じように、以前に里子に出したゴエモンの様子を見に、ゴエモンの里親さん宅を訪れた。
ゴエモンは、リクという名前をもらって元気に暮らしていた。

  • 家にいた頃のゴエモン(現在はリクくん・2009年7月2日撮影)


ゴエモンを里子に出したのは、ほぼ2年前、2009年の7月のことだ。河川敷の遊歩道をヨシを連れて散歩中、道端で見つけたのがゴエモンだった。
これまで保護した子犬は、その多くが人との接触の経験がなく、こちらが追いかけて捕まえている。しかしゴエモンは、私とヨシが近づいても逃げることもなく、むしろ尾を振ってこちらに近づいてくる様子だった。
どうも、人からエサをもらっているようで、人を怖がる様子がなかった。
しかし首輪をしておらず、近くに飼い主らしい人影もなかったので、連れて帰ることにしたのだ。

  • いまのリク(2011年6月19日撮影)


あらから二年、ゴエモンは、リクという新しい名前をもらい、すっかり成犬となっていた。当然のことながら、ゴエモン(リク)は、私のことなどまったく忘れていて、吼える、うなる、逃げるとまったく取り付く島無し。
ブログに載せるための写真を撮ろうと、カメラを構えて近づいたのがまずかったらしく、里親家族と少し話をしていたら、落ち着いてきた。
大人になったゴエモン(リク)は、先週に里親訪問で会ってきたタロ(シロウ)とよく似ている。両親のどちらとも同じかもしれない。少なくとも父親は共通しているように思えた。
里親家族のみんなに可愛がられているようで、安心して帰ってきた。