サボテン・多肉の夏越し5

エアコンの真下に置いた金属性ラックのクローズアップ。
二重鉢の中は、モナンテス属パレンス。夏越しのための特別待遇がいいのか、今のところ元気はいい。
内側の鉢土に差した温度計が24℃を指しているが、室温は30℃を超えている。
この後、外側の鉢と内側の鉢の間に入れてある土に水をしみこませたら、22℃ほどに下がった。

  • 二重鉢にしたモナンテス属パレンス


寝る前に、もう一度土に水を含ませて、さらにエアコンをドライにして運転を始めると、鉢土の温度は20℃ぐらいまで下がる。
エアコンをこのままずっとかけたままだと、鉢土は16度ぐらいまで下がるが、そこまで下げる必要がないと思えば、タイマーをセットして数時間程度の運転を行えばよい。
パレンスだけのためなら、それでもいいのだが、昼間との温度差を17℃近くもつけなければならのが、同じラックに置いてあるエリオシケ属極光丸。
実生での栽培が困難なため、たいていは接木されているが、家にある極光丸のうち、ラックに置いてある二つが実生株。
この二つのためには、エアコンの運転を長時間行うしかない。
極光丸の実生株の栽培が難しいというのは、真夏でも、最低気温を12℃まで下げるのが望ましいからだが、今の日本の夏に、平地でこれを実現するのは、ほとんど不可能だ。
20℃を少し下回るぐらいの温度で我慢してもらうしかない。これでも、国家的推奨温度を10℃も下回ってる。