やはり難物?

  • エリオシケ属極光丸(2011年3月11日撮影)

画像のサボテンはエリオシケ属極光丸。ヤフオクで落札したものだ。
このサボテンは接木ではなく、いわゆる実生苗。極光丸の実生苗は育てにくいことをみんなが知っているからなのか、なぜか私以外の入札者はいなかった。
原産地はチリ。原産地の気候は日本のそれとは大きく異なっており、それがこのサボテンの実生での栽培を難しくしているようだ。
ヤフオクで落札したのが、2010年の12月3日だから、うちに来て1年ちょっとが過ぎた。
出品者が鉢のままの配送を薦めたので、そのようにしたが、うちでの栽培を開始してから半年たってもまったく成長の気配がなかった。
そこで、夏の初めに植え替えることにして、鉢から抜いてみたら、すでにほとんどの根が枯れた状態で、ぼそぼそと抜け落ちてしまった。
根は枯れてはいたが腐ってはいなかったので、糸状菌等による被害ではないと思われた。
根がほとんどなくなった極光丸を、植え替えて栽培を始めたが、やはり成長の兆しがない。
かといって、枯れるわけでもなかったので、根気よく、よく日に当てて、水も時々は与えていたところ、先日ようやく新しい刺が上がってきた。
拗れていたわけでもないようだが、相当に気難しいサボテンのようで、やはり実生苗の極光丸はうわさどおり、難物なのかもしれない。