新たな子犬たち27

日曜の朝に保護した三頭の子犬たち。最初のブチの子がオスで、他の二頭はメスだった。どの子もこれまでに保護した子犬と似た特徴を持っている。
ブチのオスは顔がコウキに似ている。体が小さいにもかかわらず、とても元気で、すぐに私に慣れて、手をぺろぺろと舐めた。このあたりの性格も、コウキによく似ている。
二頭めの茶色のメスは、ブチのオスに似ているから、この子もコウキに顔が似ている。
しかし、性格はとてもおとなしく、引っ込み思案。これまで保護した子犬にはあまりなかった性格だ。すぐ懐くか、いつまでも用心深く懐かないかのどちらかだったが、この子は引っ込み思案ではあっても特に私を怖がるわけでもなく、なんだかおっとりしている。
頭目の子は毛色が少し前保護したナイトにそっくりだ。つまり家にいるマロと同じような体毛をしている。
しかし性格は、かなり用心深く、こちらを見つめる目が少しも私に気を許していないことを示している。
抱き上げようとしても、逃げ出そうとするし、エサを持っていってもまったく反応なし。
うまく育つかちょっと心配だ。