サボテンの冬越し7

加温装置付きの温室で、寒い冬をぬくぬくと暮らすサボテンは他にもある。メロカクタス属のサボテンだ。
画像は、メロカクタス属のアズレウス。名前は多分のその色に由来する。英語でazureは、青色を表す。
名前の通り、本体が青味がかった緑色。これもヤフオクで落札したもので、大きさの割りに高いものではなかった。
サボテン栽培の世界では、限られた品種の、それも特定の特徴を持つものだけが、高い値をつけるようなので、そういった一部の高いサボテンをのぞけばランやバラに比べてずいぶん安い値段で手に入る。
大きく成長すると、成長点付近に花座というのができ、赤いベレー帽を被ったようになるのだが、このサボテンにはまだ花座はできていない。

二枚目の画像がアズレウスの自生地近くの気候。比較した日本の気候に比べ、ずいぶん暑い気候だが、それでも夏は日本より涼しい。
温室暮らしの冬のほうがずっと元気というほどではないが、冬にも新刺を出している。