ロホホラ属のサボテン

画像、一枚目のサボテンはロホホラ属デフューサ。刺のないサボテンで、まるで緑色の饅頭のようなサボテンだ。
あんまり好みのサボテンではないのだが、大きさの割りに安かったので、購入した。
購入して、最初の冬。色が黄色っぽく変色。球体全体が縮んだようになり、こりゃ腐ったかと思ったが、腐ったわけではなかったようで、暖かくなると、だんだん緑色に戻っていった。しかし完全にもとの色に戻ったのが、8月の夏の盛り。
成長している感じがまったくなく、程なく秋になって涼しくなってくると、またまた色が黄色っぽく変色し始めた。。
変色が止まるかと思って、加温装置付きの温室に試しに秋の終わりごろから入れておいたら、黄色っぽかったのが緑色に戻った。
そこで、自生地の気候について今回調べてみた。
二枚目の画像が自生地の気候グラフ。
自生地はメキシコ。標高1000m以上の高地に育つ。日本の平暖地とはまったく違う気候で、難物といわれるサボテンが育つような気候だ。
日本の夏はこのサボテンには暑すぎ、逆に冬は寒すぎるようだが、このサボテンは、難物とは違って、耐久性が強いらしく、肌には合わないはずの日本の気候に耐えて育つ。